ダイエットにもってこいなボクシング
ボクシングと聞くと、なんとなく怖いスポーツのイメージがありますよね。
確かに、競技としてのボクシングでは、拳にグローブをはめてお互いにパンチを繰り出し、時に顔の肌を切って大量出血している映像もテレビで目にします。
しかし、勝ち負けを目的としないのであれば、ボクシングは女性でも始められる、エクササイズに最適な格闘技なのです。
ジムワークの流れ
では、実際にボクシングジムへ行くと、どのような流れでトレーニングしていくのか、ジムワークの流れを見てみましょう。
- ストレッチ
- 縄跳び
- シャドーボクシング
- サンドバック
- パンチングボール
- ミット打ち
- スパーリング
このように見てみると、聞いたことのあるワードばかりではないかと思います。
だいたい1.5~2時間掛けて、これらすべてのジムワークを進めていくのが一般的です。
ボクシングでは普段動かさない筋肉を使うため、入念なストレッチは欠かせません。
怪我を防止する意味も込めて、これらのトレーニングを徐々に強度を上げていくのです。
ボクシングで痩せられる理由
ボクシングはダイエットや体型維持に効果的で、実際に世界中のモデルの多くが日常のルーティーンに取り入れています。
モデルのローラさんや道端アンジェリカさん、世界に目を向けると、あのミランダ・カーさんもボクシングに励んでいるようです。
では、なぜボクシングがダイエットに最適なのか、運動の種類に注目して見てみましょう。
有酸素運動の側面
ジョギングやランニングはダイエット中に行う運動の定番ですが、これらは脂肪をエネルギー源として消費する「有酸素運動」と呼ばれ、脂肪燃焼の効果を期待できます。
ボクシングでは常時ステップを踏みながら動きまわりますが、この動きは有酸素運動と言えるでしょう。
実際にその場でシャドーボクシングをしてみると分かりますが、1分もしたら息切れし始め、有酸素運動をしていることを実感できると思います。
無酸素運動の側面
一方、筋力トレーニングや短距離走など、筋肉に貯まっている糖質をエネルギーとして瞬発的に力を出す運動のことを「無酸素運動」と言います。
無酸素運動を行うと筋力が増えて基礎代謝量がアップし、太りにくい身体に近づくことができます。
ダイエットには、有酸素・無酸素の2つの運動をバランス良く取り入れるのが効果的です。
つまり、ボクシングをしている時、私たちは有酸素運動と無酸素運動をどちらも行っているのです。
通常のジムであれば「筋トレマシーンで無酸素運動→ランニングマシーンで有酸素運動」という別々のトレーニングを行う必要があります。
しかし、ボクシングは有酸素運動と無酸素運動を同時に行えるので、理想的なダイエットエクササイズと言えるでしょう。
ボクシングで心身ともに健康に!
今回ご説明したとおり、ボクシングのトレーニングは身体を引き締めるのに効果的ですが、精神面でもポジティブな効果を得られます。
ダイエット目的だけでなく、健康維持や気分転換のためにボクシングジムに通ってみてはいかがですか?